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研究科委員長メッセージ

更に高度で深みのある神学研究を!
神学研究科委員長
川中 仁

上智大学神学研究科は、1958年に設置された上智大学神学部に先立ち、1951年にローマ・カトリック教会の司祭養成を目的として設立されました。この設立本来の趣旨にもとづき、本研究科の教育と研究は、ローマ・カトリック教会の枠組みで営まれ、カトリック神学の教育と研究を基礎的かつ中心的な課題としています。ただし、二〇世紀半ばにカトリック教会の刷新を目指して開催された第二バチカン公会議の基本精神に即して、本研究科では、旧来のカトリック世界に閉じこもることなく、世界教会の時代のカトリック教会と心を合わせ、世界の様々な文化、思想、宗教に対して広く開かれた姿勢をもって神学の教育・研究に取り組んでいます。

本研究科の組織神学コースでは、設立当初以来の司祭養成の使命を引き続き担っていますが、組織神学コースに属し所定の要件を満たせば、修士(神学)や博士(神学)の文部科学省認可の学位に加えて、全世界のカトリック高等教育機関共通のバチカンの教育文化省認可の教会的学位を取得することができます。本研究科には、組織神学コースの外、聖書神学コース、キリスト教教育コース、宣教実務者コースが設置されていますが、本研究科で学ぶ皆さんは、いずれのコースにあっても、まずはカトリック神学の学部レベルの基礎をしっかりと修得してください。そのうえで、世界教会の時代の要請に応えるような更に高度で深みのある神学研究に取り組んでください。